5年保存水の賞味期限が切れたらどうする?管理法と活用法を解説 | LUANA TERRACE

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5年保存水の賞味期限が切れたらどうする?管理法と活用法を解説

防災セットと保存水

 

災害に備えて多くの家庭で備蓄している5年保存水は、長期間保存できるように設計されています。しかし、長い間保管していると賞味期限が切れることもあります。とはいえ、賞味期限が切れたからといってすぐに捨てるのはもったいなく感じられるでしょう。

 

そこで本記事では、5年保存水の特徴を説明するとともに、賞味期限が切れた後の活用方法や、保管時の注意点について解説します。賞味期限切れの保存水があれば、ぜひ試してみてください。

この記事を読むための時間:3分

5年保存水の特徴

長期間保存できる5年保存水と一般的なミネラルウォーターの違いは、ペットボトルにあります。通常のペットボトルに比べ、5年保存水のボトルは厚みがあり、耐久性が高く作られています。この厚みにより、水の蒸発や外部の匂い移りを防ぐことができるのです。また、ペットボトルに開いている微細な穴の量も通常より少なく、密封性が高いため、長期間品質を維持できます。

賞味期限切れになった5年保存水の活用法

賞味期限が切れても、未開封で適切に保管されていた保存水は、すぐに使えなくなるわけではありません。期限切れの保存水を家庭内で活用する方法はさまざまです。以下に、賞味期限が切れてしまった5年保存水を無駄なく活用する方法を紹介します。

沸騰させて使う

賞味期限が切れた保存水でも、加熱処理を行うことで安全に飲用できる可能性が高まります。1度しっかりと沸騰させてから、1~3分程度加熱し続けましょう。スープやみそ汁などの調理で使えば、自然と火が加わるため使用しやすいです。

 

また災害時は、インスタント食品の調理やレトルト食品を温める際にも役立ちます。ただし、異臭がしたり濁っていたりするなど水質に変化が見られる場合は、使用を控えて処分した方が良いでしょう。

生活用水として使う

期限切れの保存水を飲むことに抵抗がある場合は、生活用水として利用するのがおすすめです。例えば、玄関やベランダを掃除する際に利用したり、植物の水やりに使用したりできます。他にも以下の通り5年保存水を生活用水として使用する方法は多くあります。

 

  • 手洗い
  • 食器洗い
  • 洗濯

洗顔、歯磨きの時に使う

災害時は衛生管理を後回しにしてしまいがちですが、健康維持のために口内環境を清潔に保っておく必要があります。そのため、洗顔や歯磨き用の水として使用するのは、期限が切れた保存水の活用法の1つです。飲み込むわけではないので、期限が切れていても抵抗は少ないはずです。ただし口に入れる場合は、使用前に異臭がないかをしっかり確認しましょう。

5年保存水を保管・使用する際の注意点

5年保存水の品質を維持するには、保管する環境に気をつけなければなりません。直射日光が当たる場所は避け、できるだけ涼しく暗い場所で保管しましょう。高温多湿の環境はペットボトルの劣化を早め、内容物の品質にも悪影響を与えます。また保存水のペットボトルは、洗剤や灯油などの強い臭いがするものの近くに置かないことが大切です。

 

賞味期限切れの保存水を活用する際は、状態をしっかりと確認してから使用しましょう。異臭や味の変化が見られる場合は、使用を控えてください。また、ペットボトルの封を開けると、外部の雑菌が入り込み水の品質が劣化する可能性があるため、開封後はすぐに使用しましょう。

賞味期限切れになった保存水を適切に活用しよう

本記事では、5年保存水の特徴を説明するとともに、賞味期限が切れた後の活用法や保管時・使用時の注意点について紹介しました。5年保存水は、適切な環境で保管すれば長期間にわたって品質を維持できる水です。

 

また賞味期限が切れた後でも、さまざまな方法で活用できます。飲用するだけでなく生活用水として活用することで、無駄なく使い切れるでしょう。非常時だけでなく日常の暮らしの中でも役立てられるため、定期的に賞味期限が切れていないか確認してください。

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