枕元に置くべき防災グッズ7選!就寝中の災害対策としてできること

日本は地震大国であり、いつどこで大きな揺れに見舞われるか分かりません。特に就寝中に災害が発生すると、咄嗟の判断や行動が難しくなります。不意に起こる災害から身を守るためには、寝ている間でも枕元に最低限の防災グッズを備えておくことが重要です。本記事では、就寝中に災害が起きた時に備えて、すぐに手が届く場所に準備しておくべき防災グッズを紹介します。
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なぜ枕元に防災グッズが必要なのか?
災害が起こるのは、昼間だけではありません。就寝中に大きな地震が起こると、周囲の状況を把握しづらく、避難が遅れる可能性があります。さらに、停電が起きれば視界が悪くなり、危険度が一層高まります。そのため、枕元に防災グッズを常備しておき、迅速かつ安全に行動できるように準備することが大切です。
枕元に置くべき防災グッズリスト
枕元に置く防災グッズは、災害発生直後に自分の身を守るために必要なアイテムを厳選することが大切です。以下では、枕元に置くべき防災グッズを7つ紹介します。
ヘルメット
地震時は建物の崩壊や家具の転倒により、頭部を負傷する危険があります。そのため寝室では、天井や壁の破損、棚からの落下物に備え、ヘルメットを枕元に置いておくと安心です。折りたたみ式の防災用ヘルメットなら、スペースを取らずに保管できます。
スマートフォン
災害時には、家族と連絡を取ったり最新の情報を収集したりするためにスマートフォンが欠かせません。懐中電灯としても使用できるため、夜間の災害時に役立ちます。いざという時に充電を切らさないよう、就寝前に充電ケーブルに接続する習慣をつけましょう。
スリッパ・靴
地震が発生すると、割れた窓ガラスや食器の破片が床に散乱することがあります。ガラスの上を素足で歩くのは非常に危険なため、すぐに履けるスリッパや靴を枕元に準備しておきましょう。
多機能ラジオ
停電時は、スマートフォンの充電が切れると情報を得るのが困難になりますが、ラジオさえあれば、自治体や気象庁からの情報をリアルタイムで受信できます。停電時でも安心して使用できるよう、手回し充電やソーラー充電が可能なラジオを備えておきましょう。
ソーラーランタン・ヘッドライト
災害時に停電が発生すると、暗闇の中で避難することになるため、照明の確保が重要です。懐中電灯でも良いのですが、両手が自由に使えるヘッドライトや、より広範囲を照らせるランタンがあると便利です。ソーラー充電機能付きのものを選ぶと、長時間の停電にも対応できます。
羽織るもの
夜間に災害が発生すると、薄着のまま避難しなければならないこともあります。冬場は寒さにより体温を奪われる可能性があるため、すぐに羽織れる防寒着を枕元に準備しておきましょう。屋外での避難生活を想定して、軽量で保温性の高いものを選ぶと実用的です。
防災リュック
大きな災害が発生し、すぐに非難しなければならない場合、防災リュックを準備しておけば必要なものをすぐに持ち出せます。リュックの中には、以下のような防災グッズを入れておきましょう。
- 現金
- 水
- 食料品
- 常備薬
- 救急セット
- 簡易トイレ
- ホイッスル
- 懐中電灯
- トイレットペーパー
- モバイルバッテリー
- ビニール袋
就寝中の災害対策としてできること
防災対策として、就寝環境の見直しも重要です。例えば、ガラスが割れた時に飛び散らないように、寝る前にカーテンを閉める習慣をつけましょう。また、ベッド周りに倒れやすい家具がないか確認し、重い家具は固定するなどの対策を施すことが安全につながります。
枕元の防災セットで夜間の災害にも備えよう
本記事では、就寝中に災害が起きた際に備え、すぐに手が届く場所に準備しておくべき防災グッズについて紹介しました。災害はいつ発生するか分からないため、枕元に最低限の防災グッズを準備し、迅速に行動できる環境を整えておくことが重要です。今回紹介した内容を参考に、夜間の災害に備え、安心して眠れる環境を作りましょう。