古着屋に入る時のマナーとは?初めての人に向けてわかりやすく解説

古着屋に入ってみたいけれど何となく気が引ける、敷居が高いと感じる方は少なくありません。しかし、いくつかのポイントを押さえておくだけで、初心者の方でも古着屋巡りを楽しむことができます。そこで今回は、気をつけたいマナーや、初心者が戸惑いやすいポイントについて紹介します。
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古着屋に行くときに気をつけたいマナー
まずは、古着屋に行くにあたって気をつけたいマナーについて解説します。
試着をするときはスタッフに声をかける
古着は一点ものが多く、サイズ感を確認するには試着が必須となります。試着を行う際や、手の届きにくい商品に触れる場合には、必ずスタッフに声をかけるようにしましょう。
できるだけイヤホンを付けずに入店する
リサイクルショップなどの大型店では問題ありませんが、個人店などの場合には、できるだけイヤホンを付けずに入店するのがおすすめです。
ショップスタッフとコミュニケーションをとりやすい状況をつくることで、より気持ちの良い買い物につながります。ショップスタッフとの会話の中で、古着に関するさまざまな知識も身につけられるでしょう。
飲食物を持ち込まない
古着屋に限ったことではありませんが、飲食物は服屋に持ち込まないようにしましょう。ストロー式などふたが閉まらないものは、ふとした拍子に溢れてしまう可能性もあります。飲食物は、鞄にしまってから店内に入店してください。
品物が素肌に触れないように試着する
試着するときには、直接素肌に触れないようにするのがマナーです。例えばTシャツであれば、肌着や自分が着ているTシャツの上から試着しましょう。また、スニーカーも靴下を履いて試着してください。
古着屋初心者が戸惑いやすいポイント
ここでは、古着屋初心者が戸惑いやすいポイントを詳しく解説します。
値引き交渉について
古着は定価が存在しないものも多く、値引き交渉をして良いのか戸惑う人も少なくありません。ショップの方針によって異なるので、一概には言えませんが、30,000円以上などの高額な商品の場合やまとめ買いを行う場合には、値引き交渉に応じてくれる可能性があります。
ただし、値引き行為自体が失礼にあたる可能性もあるので、初めてのお店ではやめておいた方が良いでしょう。
返品の有無について
一般的な洋服屋では可能なことが多い返品も、古着屋では不可とされていることが多くあります。ただし、店舗によっては返品は不可であっても、同等商品との交換であれば可能です。購入前にルールをしっかりと確認しておきましょう。
ダメージがある品物の取り扱いについて
古着屋で取り扱っているものの中には、ダメージがある商品も珍しくありません。購入後にダメージに気づいても、補修や返品は受け付けてもらえないところが多いです。
そのため、購入の際には、ボタン、裾、裏地、ジップなど細かい部分をしっかりとチェックし、状態を確認した上で購入しましょう。また、簡単な不具合であれば、スタッフに確認することで、補修をしてもらった上で購入できることもあります。遠慮せずに尋ねてみましょう。
商品の取り置きについて
商品の取り置きについては、店舗によって対応が異なります。例えば、商品代金の一部分を前払いすることで、取り置きができるルールを定めているところもあります。気になる商品があるものの即決できない場合には、スタッフに相談してみましょう。
古着屋ではマナーを守って楽しもう
本記事では古着屋でのマナー、初心者が戸惑いやすいポイントについて詳しくご紹介しました。古着屋のマナーといっても、どれも基本的なことばかりです。お店のスタッフに失礼のないよう振る舞う、取り扱っている商品を大切に扱うことが大切です。マナーを守って、ぜひ古着屋巡りを楽しんでみてください。