備蓄はどのくらい用意するべき?必要量の目安と管理方法を紹介 | LUANA TERRACE

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備蓄はどのくらい用意するべき?必要量の目安と管理方法を紹介

備蓄品として用意したい食料

 

十分な量の備蓄は、重要な防災対策の1つです。地震や台風などの大規模災害が発生すると、物流が滞り食料や水を手に入れるのが困難になります。さらに、停電や断水が長引く可能性もあり、日常生活に必要な物資が不足することも考えられます。こうした事態に備えて、自宅に一定量の備蓄を用意しておくことが重要です。

 

本記事では、防災グッズのカテゴリーごとに備蓄すべき量の目安と、管理方法ついて詳しく解説します。

この記事を読むための時間:3分

なぜ備蓄が必要なのか?

大規模災害が発生すると、道路が寸断されたり物流システムが混乱したりするため、スーパーやコンビニの棚が一気に空になることがあります。また、電気や水道などのライフラインが復旧するまでに数日から数週間かかることも珍しくありません。

 

その間、家族が安全に過ごせるよう、食料や水、日用品を確保しておくことが大切です。備蓄が十分にあれば、混乱時に買い出しに行く必要がなくなるため、安全性の確保にもつながります。

防災備蓄品目と用意すべき量の目安

災害時に必要となる備蓄品は多岐にわたりますが、以下の3点は特に重要です。

 

  • 食料
  • 日用品

 

備蓄品を準備する際は、家族構成や地域の特性などを考慮したうえで、必要な量を決めましょう。以下では、品目別に備蓄すべき適切な量の目安を紹介します。

食料

災害発生後、支援物資が届くまでの数日間を凌ぐために、最低でも3日分、できれば1週間分の食料を備えておくことが推奨されています。お米の場合、1食で食べる量が約75g(0.5合)であるため、2kg備えておけば約27食分の用意ができます。その他の非常食としては、賞味期限が長く、調理する必要のないものを中心に選びましょう。以下は、代表的な非常食の種類と1食分の量の目安です。

 

  • アルファ米:1パック
  • 乾パン:1缶
  • 缶詰:1缶
  • レトルト食品:1パック
  • 切餅:2個
  • 乾麺:100g
  • シリアル類:50g

 

食料を備蓄する際は、単に量を確保するだけでなく、栄養バランスを考えることも大切です。タンパク質源となる缶詰やレトルト食品、ビタミン・ミネラルを含む食品などをバランスよく備えておきましょう。

水は人間が生きるうえで欠かせないものです。飲料水と生活用水を合わせて、1人あたり1日3Lを目安に準備しましょう。最低でも3日分、可能であれば1週間分を確保しておくと安心です。ペットボトルやウォータータンクを利用し、定期的に入れ替えて新鮮な状態を保つようにしてください。また、夏場や高齢者、乳幼児がいる家庭では、多めに準備しておくと良いでしょう。

日用品

食料や水と同様に、日用品の備蓄も重要です。トイレットペーパーは、物流が止まると手に入りにくくなるため、普段から余分にストックしておくことをおすすめします。また衛生用品として、生理用品や歯磨きシートなども備えておくと災害時の衛生管理に役立ちます。

 

カセットコンロを使用する際に使うガスボンベは、6本程度準備しておきましょう。日用品の備蓄量は、家族構成や生活スタイルによって異なりますが、最低でも1週間分を目安に準備するのがおすすめです。

備蓄品を適切に管理する方法

備蓄品は、揃えた後も継続的に管理しなければなりません。せっかく用意していても適切に管理されていなければ、いざという時に役立たなかったり、無駄になったりするおそれがあります。以下では、備蓄品を適切に管理するために意識すべきポイントを2つ紹介します。

ローリングストック法で管理する

ローリングストック法は、備蓄品を効率的に管理するためにおすすめの方法です。この方法は、普段の生活で消費しながら備蓄を維持するやり方で、賞味期限が近づいたものを日常的に使用し、使った分だけ新たに補充していきます。賞味期限を切らさずに保存できるため、非常食を無駄にすることなく管理できます。

賞味期限・消費期限を確認する

備蓄品の多くには賞味期限や消費期限が設定されています。期限が切れたものは安全に使用できない可能性があるため、定期的に確認し、日常生活で消費しながら新しいものと入れ替えましょう。一目で管理状況が把握できるようにリストを作成しておくと、より効果的に管理できます。

備蓄品を適切に準備して災害時に備えよう

本記事では、防災グッズのカテゴリーごとに備蓄すべき量の目安と、管理方法ついて解説しました。備蓄をしておくことで、災害時に適切に対処できるようになります。必要なものを適切な量だけ用意し、ローリングストック法を活用しながら管理することが重要です。普段から意識的に備蓄を行い、万が一の事態にも落ち着いて対応できるよう備えておきましょう。

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