デニムを縮める方法とは?伸びたデニムを戻すポイントを解説

デニムはさまざまなファッションに合わせやすいため、毎日のように着ているという人は多いでしょう。しかし、デニムは使い込むうちに生地が伸びるため、サイズが合わなくなってしまうことがあります。本記事では、伸びたデニムを縮める方法と、デニムを伸ばさないようにするポイントを紹介します。
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デニムを縮める方法
伸びてしまったデニムを縮める方法3つを紹介します。
- 洗濯機で洗う
- 熱湯に浸ける
- 高温で乾燥させる
洗濯機で洗う
デニム生地に使われる綿は、水に濡れると縮む性質があります。そのため、洗濯することで伸びた生地を縮ませられます。
お湯に浸ける
綿は熱に弱い性質があるため、お湯に浸けると大幅に縮むことがあります。水で洗濯しても、縮み効果が感じられない場合は、40度~50度のお湯に浸けてみましょう。ただし、デニムに使われるインディゴ染料も熱に弱い性質があり、長時間浸け込むと色落ちするおそれがあるため注意が必要です。
高温で乾燥させる
乾燥機やドライヤーを使い、高温で乾燥させることでもデニムを縮められます。しかし、熱によって生地が傷むおそれがあります。また、乾燥時間が短いほど縮みやすくなり、想定以上に縮んでしまうこともあるので、少しずつ様子を見ながら乾かしましょう。
サイズの大きいデニムを穿く方法
伸びてサイズが大きくなってしまったデニムも、着こなし方によってはオーバーシルエットとしてカッコよく見せることができます。ここからは、サイズの大きいデニムを穿きこなすコツ2つを紹介します。
- ボタンの位置を調整する
- ベルトを使う
ボタンの位置を調整する
ウエストがぶかぶかで穿けない場合、ボタンやホックをやや外側に付け替えることで、ウエストを縮められます。ただし、数センチ以上サイズを詰めようとして、元の位置から離れすぎた場所に取り付けると、ファスナーが閉まらなくなってしまいます。また、シルエットが大きく変わってしまうこともあるので、大幅な調整が必要な際は、サイズ直しの専門店に相談しましょう。
ベルトを使う
ベルトを使えば、すぐにウエストを締めることができます。いつもよりきつめに締めるだけで、ジーンズが落ちにくくなります。布地を傷める心配もないので、手軽にサイズを調整したい時におすすめです。
デニムの伸びを防ぐ方法
伸びてしまったデニムは、洗濯したり高温で乾かしたりすることで、ある程度縮められますが、同じ方法を繰り返していると、効果が薄れて縮まなくなってきます。ここからは、デニムの伸びを防ぐ方法2つを紹介します。
- 少し小さめのサイズを選ぶ
- 連続して穿かない
少し小さめのサイズを選ぶ
デニムは素材の性質上、使ううちに伸びることは避けられません。とくにポリウレタンが配合されたストレッチ素材のデニムは伸びやすく、すぐにサイズが合わなくなってしまうケースがあります。伸びを想定して少し小さめのサイズを選ぶのも、デニムを長く楽しむコツです。ただし、一度も洗いにかけていないリジッドデニムは、洗うと大きく縮んで穿けなくなってしまうことがあるので注意しましょう。
連続して穿かない
デニムは穿く度に伸び、伸びきった状態が続くと型崩れを起こします。お気に入りのデニムでも、連続して穿くのは避けて、時々休ませることを意識しましょう。
工夫してお気に入りのデニムを長く使おう
ジーンズは穿いているうちに、洗濯した際に縮んだ生地が元に戻ろうとしてだんだんと伸びてきます。伸びたデニムは、洗濯したり乾燥機にかけたりすることで縮められます。ただし、洗濯や高温での乾燥を頻繁に行うと、色落ちしたり生地が傷んだりするため注意が必要です。デニムを長く楽しむには、時折休ませて適切なケアをすることも大切です。