デニムは毎日洗うもの?洗濯の頻度や色落ちを防ぐ方法を紹介

ジーンズは色落ちや型崩れを避けるために、あまり洗濯しない方が良いと言われることがあります。しかし、日常的に着用していると、汚れや臭いが気になるものです。そこで本記事では、デニムの適切な洗濯頻度や、正しい洗濯方法を紹介します。
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デニムは洗濯しない方が良い?
デニム生地を高頻度で洗濯していると、色落ちしたり生地が傷んだりします。しかし、長い間洗濯をしないでいると、生地に汗や皮脂が蓄積されて雑菌が繁殖して、カビの原因になります。また、虫喰いによって穴が開いてしまうおそれもあるので、適度に洗濯をして清潔に保つことが大切です。
デニムを洗う頻度
デニムの適切な洗濯頻度は、汚れの度合いによって異なります。デニムは洗濯をする度に、型崩れや色落ちを起こしやすくなるため、汚れが気にならないのであれば、毎回洗濯するのは避けた方が良いでしょう。
デニムの正しい洗濯方法
デニムを洗濯機で洗う際のポイント4つを解説します。
- おしゃれ着用洗剤を使う
- ソフトコースを選択する
- ファスナーとボタンを留める
- 裏返しにして洗濯ネットに入れる
おしゃれ着用洗剤を使う
一般的な洗濯洗剤は洗浄力が強く、デニムに使うと色落ちしてしまうおそれがあります。デニムを洗濯する際は、おしゃれ着用洗剤や、デニム専用の洗剤を使いましょう。また、お湯を使うと汚れが落ちやすくなりますが、デニムの染料も落ちやすくなってしまいます。デニムの洗濯では、冷水を使うようにしましょう。
ソフトコースを選択する
デニム生地は繊細なため、通常コースでは生地へのダメージや色落ちのリスクがあります。水流の弱い「ソフトコース」や「おしゃれ着コース」を選びましょう。
ファスナーとボタンを留める
ボタンやファスナーを開けたまま洗濯すると、型崩れの原因になります。必ずファスナーとボタンをしっかり留めてから洗濯しましょう。
裏返しにして洗濯ネットに入れる
デニム生地は、洗濯するうちに他の生地と擦れて色落ちするおそれがあります。洗濯機に入れる際は、裏返して洗濯ネットに入れるようにしましょう。
デニムの正しい干し方
デニムを干す際のポイント3つを紹介します。
- 乾燥機は使わない
- 風通しのよい場所で陰干しする
- 逆さにして干す
乾燥機は使わない
デニム生地は熱に弱い性質があるため、乾燥機にかけると縮んでしまい、サイズが合わなくなるおそれがあります。近年は乾燥機能付きの洗濯機も増えていますが、デニムを乾かす際は外干しか部屋干しにしましょう。
風通しのよい場所で陰干しする
デニムは直射日光に当てると、色落ちするおそれがあるため、陰干しするのが基本です。しかし、日陰は洗濯物が乾きにくいため、風通しのよい場所を選びましょう。
逆さにして干す
ジーンズは、ウエスト部分が重いため、正方向で干すと丈が縮んでしまいます。そのため、逆さにして干し、自重で縮みを防止することが大切です。また、逆さで干すことでシワもつきにくくなります。ただし、生地が重なっていると乾きにくくなってしまうため、洗濯ピンチなどで筒状に干すことがポイントです。
デニムは毎日ではなく、必要に応じて洗おう
デニム生地は、毎日洗うと色落ちや型崩れを起こしやすくなってしまいます。しかし、全く洗わないでいると、汚れが落ちにくくなったり、臭いや虫喰い、カビなどの原因になったりします。デニムを洗濯するか迷った場合は、汗や汚れ、臭いを基準に洗濯の必要性を確認しましょう。
デニムを洗う際は、おしゃれ着用洗剤を使ったり、裏返して洗濯ネットに入れたりすることで、色落ちや生地の傷みを防げます。また、干す際も陰干しする、逆さにして干すなどして、洗濯によるダメージを最小限に抑えましょう。