ダメージジーンズとは?魅力やおしゃれに着こなすポイントも解説

穴が開いていたり裾がほつれていたりと、長年穿き古したようなヴィンテージ感が魅力のダメージジーンズは、穿くだけでこなれ感や抜け感を演出できます。しかし、ダメージジーンズにはさまざまな種類があり、選び方や他のアイテムとの合わせ方によっては、魅力を十分に引き出せません。そこで本記事では、ダメージジーンズの種類や着こなすコツを紹介します。
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ダメージジーンズとは?
ダメージジーンズとは、意図的に傷付けたり汚したりすることで、ヴィンテージ感を表現したデニムパンツのことです。似た言葉にクラッシュデニムがありますが、こちらの方がより激しい加工が施されていることが特徴です。
ダメージジーンズの種類
ダメージジーンズに施される主な加工には、以下6種類があります。
- ワンウォッシュ加工
- ストーンウォッシュ加工
- バイオウォッシュ加工
- ケミカルウォッシュ加工
- クラッシュ加工
- オーバーダイ加工
ワンウォッシュ加工
ワンウォッシュ加工は、糊付けされたデニム生地を一度洗うことで、着古したような雰囲気を演出できる加工です。他の加工と比べて、ハードすぎない印象のため、初心者でも取り入れやすいことが特徴です。
ストーンウォッシュ加工
デニム生地と軽石を、専用の洗濯機に一緒に入れて洗うことで、全体的に擦れとユーズド感を出せる加工です。デコボコとした質感が強く表れます。
バイオウォッシュ加工
繊維を溶かす作用のあるバイオ酵素を用いて、洗い加工する方法です。色落ちするだけでなく、生地が柔らかくなるので、適度なユーズド感を演出できます。
ケミカルウォッシュ加工
脱色剤や漂白剤を含ませた軽石と一緒に洗い、色落ちさせる加工方法です。軽石を使ったダメージ加工方法は、ストーンウォッシュも挙げられますが、ケミカルウォッシュはより色が落ちやすく、インパクトのあるマダラ模様に仕上がります。
クラッシュ加工
ハサミやカッター、やすりなどを使い、生地に傷を付けたり穴を開けたりして、わざとダメージ感を出す加工方法です。クラッシュ加工は家にあるもので手軽にできるので、オリジナリティを演出したい人におすすめです。
オーバーダイ加工
オーバーダイとは、後染めのことです。ストーンウォッシュやバイオウォッシュによって色落ちさせたデニムを、後染めして穿き込んだ色落ち感や、複雑な色の混じり合いを表現できます。
ダメージジーンズの魅力
ダメージジーンズの魅力2つを紹介します。
- こなれ感を出せる
- オリジナリティを演出できる
こなれ感を出せる
ダメージジーンズは、穿くだけでこなれ感を演出できます。キレイめのブラウスやジャケットにダメージジーンズを合わせれば、適度な抜け感をプラスできます。Tシャツやパーカーなどラフなトップスとも非常に相性が良いです。
オリジナリティを演出できる
加工の仕方や度合いによって、個性を出せることもダメージジーンズの魅力です。ダメージ加工はセルフでも行えるので、オリジナリティを追及してみてはいかがでしょうか。
ダメージジーンズを着こなすコツ
ダメージジーンズをおしゃれに着こなすポイント3つを紹介します。
- 適度なダメージ感のものを選ぶ
- シルエットにもこだわる
- シンプルなアイテムと合わせる
適度なダメージ感のものを選ぶ
ダメージジーンズは、加工が大きいほどクセも強くなり、他のアイテムと合わせるのが難しくなります。ダメージジーンズ初心者や、ほどよいこなれ感を演出したい場合は、ハードすぎない加工のものを選びましょう。
シルエットにもこだわる
ダメージジーンズを選ぶ際は、シルエットにも注目してみましょう。すっきり着こなしたいのであれば、ストレートやスキニーがおすすめです。カジュアル感を演出したい場合は、ルーズストレートやフレアなど、ラフなデザインのものを選ぶと良いでしょう。
シンプルなアイテムと合わせる
ダメージジーンズは、非常に存在感のあるアイテムです。そのため、トップスやシューズなど合わせるアイテムは、できるだけシンプルなものにして、バランスを取ることが大切です。
ダメージジーンズを着こなしておしゃれを楽しもう
あえて傷付けたり汚したりすることで、ビンテージ感を表現しているダメージジーンズは、穿くだけでこなれ感を演出できるアイテムです。オーソドックスなシャツやジャケットでも、ダメージジーンズを合わせることでオリジナリティが生まれるので、ぜひ自分だけのファッションを楽しんでみてください。