アメカジとは?日本発祥であるアメカジについて歴史やスタイルを解説 | LUANA TERRACE

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アメカジとは?日本発祥であるアメカジについて歴史やスタイルを解説

アメカジの代表アイテムであるデニムジャケット

 

近年若者だけでなく、大人からも高い人気を集めているのがアメカジです。しかし、定義や歴史について理解している人は少ないのではないでしょうか。そこで本記事では、アメカジについて、定義やスタイル、発展の過程などを詳しく深掘りしてご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

アメカジとは?

まずは、アメカジの定義とスタイルについて解説します。

定義

アメカジとは、アメリカのカジュアルファッションを指す言葉です。アメリカ発祥のファッションスタイルと考えている方が多いですが、実は日本発祥のスタイルです。アメカジは、アメリカの文化や労働階級向けのファッションに憧れを持った、日本の若者達の手によって発展を遂げました。

 

デニムやパーカー、レザージャケット、チェックシャツなどカジュアルで機能的なアイテムが多いのが特徴です。また、大きめのサイズ感のものが多く着心地が良いこと、生地が丈夫で時代を経ても着用できることなども魅力です。

スタイル

アメカジの代表的なスタイルには、以下の5つがあげられます。

 

  • ミリタリースタイル
  • ワークスタイル
  • サーフスタイル
  • カレッジスタイル
  • バイカースタイル

 

ミリタリースタイルは、アメリカの軍人が身につけている服装に由来するスタイルで、アースカラーが特徴です。ワークスタイルは、労働階級の人たちが身につけていた服装にインスパイアされたもので、丈夫なデニム生地や、ワークブーツなどが多く取り入れられています。

 

サーフスタイルは、夏の浜辺に似合うスタイルで、アロハシャツやサーフパンツなどが代表アイテムとして挙げられます。カレッジスタイルは、アメリカの大学生が身につけているようなコーディーネートに由来し、大学名の入ったスウェットやかっちりとしたアイビールックなどが代表です。

 

また、バイカースタイルは、バイクのライダーのようなファッションを指し、ライダースジャケットやジーンズを用いたワイルドな雰囲気が特徴です。

アメカジの歴史

ここでは、アメカジの歴史についてさらに深掘りしていきましょう。

50〜60年代

1950年代から1960年代にかけて、カレッジスタイルやワークスタイルなどのアメリカのファッションスタイルが日本の若者に知られるようになります。特に、紺のジャケットにスラックスを合わせるアイビースタイルは、日本の若者の間で大変人気を集めました。

 

さらに、アイビールックを少しカジュアルに着こなすなど、日本ではアメカジスタイルが独自に発展していきます。

70年代

1970年代には、アメリカで人気を集めたヒッピースタイルと呼ばれる民族衣装のデザインを取り入れたファッションが日本に広がりました。

80年代

1980年代には、渋谷系カジュアルという意味を持つ「渋カジ」スタイルが人気を集めます。Tシャツやデニム、ミリタリージャケットなどを取り入れた「渋カジ」は、ストリートファッションの1つとして渋谷から全国に広がります。

90年代

1990年代には、渋カジからさまざまなスタイルに発展をとげ、「裏原」、「グランジ」などのスタイルも生み出されます。また、有名人の影響もあり、スニーカーブームやヴィンテージブームが巻き起こり、アメカジスタイルにさらに注目が集まるようになりました。

現代

現代では、アメカジがより一般化し、日本の一般的なファッションブランドにもアメカジのスタイルが多く取り入れられるようになりました。また、元々あった日本のアメカジブランドも一層発展をとげ、今では世界的に高い評価を集めています。

アメカジの歴史やスタイルを理解して着こなそう

本記事では、アメカジの歴史やスタイルについて詳しく解説しました。アメカジと一言でいっても、さまざまなスタイルやアイテムがあります。ファッション雑誌やSNSのコーディネートなどを参考にしながら、自分に似合うアメカジスタイルをファッションに取り入れてみましょう。

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